入試情報横浜市立大学(医学部)の傾向と対策

このページでは、横浜市立大学(医学部)の大学基本情報・入試情報・問題傾向を掲載しています。(※理科は物理、化学について解説しています。)

問題傾向対策

英語(90分)

出題形式:長文3題、全問記述式

対策:難易度は標準的だが、90分という時間内で求められる読解量や記述量が多いため、正確さと同時に早さも必要である。早く正確に長文を読むためにも読解力、構文分析力を身につけておくとよい。

長文を読む際に、段落ごとにメモをして大意を把握する練習もしておくとよい。また、英語の注釈が多くついているのも特徴だが、英語の注釈は読みづらく感じる人も多いので注釈を見なくても読み進める事の出来る単語力を身につけておくとよい。さらにほぼすべての問題が記述形式なので、記述力も必要とされる。そのため、センター試験の長文とは別に論述答案を数多く書き添削してもらうという練習も必要だ。

英文和訳や和文英訳の難易度もそこまで高くないので、いかに正確に構文や文法を把握し丁寧に訳せるかという事が大切になってくる。

数学(120分)

出題形式:大問4問、〔1〕は解答のみ記入、そのほかは記述式

対策:2016年度までは医学部独自の問題で難問が多かったが、2017年度以降は他学部と共通になりやや易化している。

出題範囲はさまざまであるので、まずは教科書レベルの基本事項や公式を正しく理解し覚え、満遍なく穴のないように学習することが大切だ。

〔1〕は解答のみ記入する形式なので、計算ミスをすると点数がもらえない。そのため日々の学習で丁寧に計算を行い、計算量を減らす工夫を考えたりして素早く正確な計算力を身につけておくことが大切だ。これらが身についたら、発展問題や融合問題に取り組み様々な解法や総合的な力を養っていく必要がある。同時に記述式にも対応できるように日頃から記述し採点してもらうことも必要である。たとえ答えが合っていても減点されることもあるので、採点者に理解してもらうように書く練習をしておく。

物理(理科2科目で90分)

出題形式:大問3問、全問記述式

対策:各大問は5~10問程度の小問で構成されている。2017年度から理学部と共通問題となり、各大問の前半は易しく後半は難しい構成となった。

出題範囲は例年力学と電磁気はほぼ出題されていて、残りの一題は熱力学からの出題が多いが2015年度だけは波動から出題されている。

難易度は標準的だが、ひとひねり加えられた設問や一歩踏み込んだ深い内容もある。問題文からどんな物理現象が起こるのかをしっかりと把握する力が求められており、なぜこの法則や式を使うのかという理由や途中の計算も採点者に説明するように答案を作り上げなくてはならない。まずは教科書の基本原理や法則を疑問が無くなるまで徹底的に理解し、応用問題に取り組む際には法則などの物理的意味を理解したうえで本番の答案を書くようにして記述する。

日頃から途中式や説明を省かずに、最後まで自力で記述する練習が大切だ。描図問題も出題されているので、図やグラフを書きながら記述説明が出来るように練習を積み重ねることもしておくとよい

化学(理科2科目で90分)

出題形式:大問3問、記述・計算・論述

対策:難易度は標準~やや難しいものが多く、特に有機に難問が多い。

【理論】はとにかく基礎からしっかりと理解し、各論は勿論各分野を統一的に理解しておくことも大切である。論述が多いので記述力を日頃から書いて鍛えておくことと、計算問題も幅広い分野のものを練習しておくこと。

【無機】は理論と総合した形での出題が多いが、特に気体の性質・製法、金属イオンの反応などは化学反応式も含めてまとめて覚えておくとよい。

【有機】に関しては、毎年のように構造式や異性体決定の問題が出題されており難問が多いので、難易度の高い問題で練習を積むなどして、解答の手順や考え方を確認しておく必要がある。

合格難易度について(2021年度調べ)

■1次試験(共通テスト)

・平均点:866.95 / 1000
・最低点:781/ 1000

■平均点

・1次:891.73 / 1000
・2次:849.89 / 1200

■合格最低点

合計:1,657.40 / 2200

その他医学部合格実績(前年9名中7名合格※延べ人数なし)

  • 日本医科大学
  • 昭和大学(医)
  • 国際医療福祉大学(医)
  • 東京女子医科大学
  • 東邦大学(医)
  • 北里大学(医)
  • 聖マリアンナ医科大学
  • 金沢医科大学
  • 川崎医科大学
  • 医学部以外:昭和歯学部・日本大学薬学部・国際医療福祉大学 など